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RMD展の会場の様子(上)と第3期で生まれたハンガーのアイデア(下) 川上 第3期の活動を通して、子どもたちの学校での利用を想定した荷物を整理しやすいハンガーや、形状を工夫することで衣類以外も吊せるようにしたハンガー、パーツを取り付けることで収納力を高めるハンガーなど、さまざまなアイデアが生まれました。「DNPプラザ」ではこれらのアイデアのプロトタイプを展示し、コンセプトやストーリーとともにRMDの活動事例を紹介しました。 地域の皆さんや学生だけでなく、企業の方にも多くご来場いただいており、再生プラスチックや、そこから生み出すプロダクトについて、多くの方がポジティブに受け止めてくれているという印象です。プロダクトへのアドバイスや協業の相談も寄せられています。 会期終了後は、会場で実施したアンケートなども参考に、最も反響のあるプロダクトをさらにブラッシュアップして製品化し、実際に生活者の皆さんに使っていただく予定です。 中山 企画展では、展示しているハンガーのデザインと背景にあるストーリーを見ていただきたいです。 プロダクトの完成度を高めることは、機能を補う異なる材料を加えることで簡単に実現できます。しかし、それでは再生プラスチック(容リプラ)の価値を高めるというRMD本来の目的は達成されません。川上さんは終始一貫して「再生プラスチック100%でなければならないストーリーをつくろう」と言い続けていて、プロジェクトの方向がぶれそうになると、特にリーダーシップを発揮していました。その妥協しない姿勢に、プロジェクトに参加した皆さんの“本気”を感じるとともに、新たな可能性を生み出せると予感しています。 ——いよいよ社会実装間近のフェーズですが、RMDの今後の展望についてお聞かせください。 川上 再生プラスチック(容リプラ)の活用の幅を広げ、利用を増やしていく取り組みは、DNP1社だけでは決して実現できません。新しい価値やアイデアを生み出すデザイナー、技術やサプライチェーン上の機能をつなぐネットワークを持つリサイクラー、化学メーカー、成形工場など、さまざまなパートナーとの共創が不可欠です。 また、今後は製品化して生活者に届けるフェーズに移るため、販路の開拓や実証の場が必須となります。日用品の製造・販売企業、自治体や学校などを中心に、さらにパートナーとの共創を広げていく予定です。 RMDの活動はある意味で、ようやく山の麓にたどり着き、登山路を歩み始めたと言えるかもしれません。今後も多くの課題がふりかかってくるかもしれませんが、リサイクルや再生プラスチック(容リプラ)の可能性について真剣に考える貴重な場として、着実に歩みを進めていきたいと考えています。 Recycling Meets Design展 デザインの力で再生プラスチックを社会実装する。 会場:DNPプラザ(東京都新宿区市谷田町1-14-1 DNP市谷田町ビル) 会期:2024年1月26日(金)〜4月30日(火) ※終了しました 再生プラスチック(容リプラ)を100%使うことで、難しい材料の価値を向上するためのデザインアイデアや活用ストーリーの創出にみんなで取り組んでいます。 企画展で紹介したハンガーデザインの一部をデザイナーのメッセージとともにご紹介します。 容器包装リサイクルプラスチックから生まれる、美しい循環・景色。 「LUCKY CLOVER ラッキークローバー」※意匠登録出願中 デザイナー:株式会社COLOR シラスノ リユキ、シラス アキコ、サトウ トオル 『リサイクルプラだからこそ表現できる新たなハンガーのストーリーをカタチにした「LUCKY CLOVER/ラッキークローバー」という名のハンガー。 “Recycle Beauty”という開発コンセプトのもと、廃プラスチックが美しいハンガーとして生まれ変わり、日々の暮らしの中で、リサイクルのこと、地球環境のことを心地よく、ふと思い出させてくれるような存在になれば、という想いが込められたアイデアです。細身に見えるハンガーのカタチは美しさだけでなく、幾度の試作検証を経て、強度も兼ねた設計となっています。』 「業務用システムハンガー」 デザイナー:株式会社良品計画 大友 聡、東郷 光花、松本 真貴 『食品パッケージの廃棄物からできた素材をどこに循環させるかを考えた。 ハンガーを使うことが想定される家庭やクリーニング店、アパレルショップさまざまな場所を検討したが、 元食品パッケージである必要性が薄かった。 原点に返り食品パッケージが生まれた場所に戻すというシンプルな解決法に思い至った。 「働く人のためのハンガーをデザインする」を主題とし、印刷工場のオブザベーションを行った所、 更衣室でユニフォームに着替える際に、着てきた服の始末が悪いことが分かった。 行為とモノの関係性を見直し、ハンガー下部にスリットを設けるという単純な構造にすることで、 「脱ぐ、かける、着る」の行動をスムーズに行える新しいシステムハンガーが完成した。』 ※記載された情報は取材時(2024年2月)のものです。あらかじめご了承ください。 シェアする X(旧Twitter)にポスト(別ウインドウで開く) Linkdin メール URLをコピー 印刷 あわせて読みたい 2021年7月12日 デザインの力で循環型社会の実現に挑む「Recycling Meets Design™ Project」 環境コラボレーション 2023年6月26日 リサイクルのあるべき姿を問う(前編) 「再生紙と暮らす」展に込めたDNPの想いとは? 環境イノベーターコラボレーション 2022年11月18日 1分動画/未来のあたりまえをつくる挑戦者たち VOL.1 Recycling Meets Design® Project イノベーター環境 タグから記事を絞り込む 活じい&トンボちゃん スマート社会 環境 独自技術 広がる印刷テクノロジー イノベーター コラボレーション ロボット・AI マーケティング マネジメントが語る 次世代育成 ダイバーシティ 社会貢献活動 DNPの想い ページトップへ サイトマップ サイトのご利用にあたって 個人情報保護方針 ソーシャルメディアポリシー アクセシビリティポリシー © Dai Nippon Printing Co., Ltd. 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